兵庫県PTA協議会総会に参加してきました。
先日(6月22日)開催された 兵庫県PTA協議会の総会 に
会長渡邊と副会長ラローズで参加してきました。
講演:令和を生きる子どもたちの新・防災教育を考える
講師:神戸市立鹿の子台小学校 井上恵太 先生
①井上先生は…
神戸市立鹿の子台小学校(全校生850人)の5年生の担任です
「防災士資格」をお持ちで 東日本大震災被災地に10回以上訪問するなど自ら学び 各メディアからたくさん取材も受けている先生です
まずは近年の子どもたちの様子のお話から…
⦿今の子どもたちはパソコンやタブレットを活用し 音読や宿題をしてAIで採点する
⦿連絡帳もなくパソコンやタブレットで連絡共有
⦿授業は解る子が解らない子を教えるといった 歩き回って自ら学び みんなで学ぶ環境
⦿自主学習(課題内容は無し)もテスト前だからテスト勉強を自らする子 運動会前でリレーで早く走れる方法のレポートを書く子など 自らどうすれば できるようになるかを考える学ぶスタイル
今 令和の子どもたちに求められる姿…
『自分で』『自ら』学びに向かう力
『みんなで』学ぶ力
↓↓↓
『防災』にも生かせないか
ということで井上先生が子どもたちにも伝えている 防災教育 を学んできました
学校での避難訓練は…
子どもたちに通常通り指導してもなかなかピンとこない むしろベルがなり 騒いだりということがあるようです
もちろん防災訓練が大事なのは子どもたちもわかってはいます
そこで②ラーニングピラミッドといって…
自ら何度も学習に関わることで勉強や関心が高まり 実践経験を通して学ぶ
この方法を取り入れて子どもたちに防災教育をします
③なぜななら 【本気の訓練】をしてほしいから…
④⑤東日本大震災 石巻市の被災前と被災後の様子をスライドで見せ どこへ避難しどのように津波がおきたのか それでも亡くなった命があると説明すると…
『命が大事』と実感
子どもたちは考え方が変わり 自ら避難訓練を学び 本気で訓練に取り組みます
令和の時代における防災教育とは…
「目的」の共有化
「命」を守るために 「命」を学ぶ防災
わたしたちに求められること…
「逃げろ」と言われた時の 判断力
「逃げろ」と言われて逃げれるような 準備
真剣に防災を考える時間を取る 行動力
子どもたちに「求める力」が変わってきている
それに合わせて防災教育も変わってきている
大切なのは 『本気で考えること』と『適切に判断すること』
今日 学んだことを誰かに伝えることによって さらに自分が学ぶ
防災教育だけではなく 学びの大切さを改めて感じました
ちなみに 先生のオススメ防災グッズは…
手回し発電機ラジオ でした
電気がストップしてしまった時に これだと情報入手できます とのこと
情報入手によって 命を守る方法 を考えられるということですね