6月15日(土) 大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)で開催されていた NEW EDUCATION EXPO 2024 に川西市教育委員会のご厚意で参加してきました。
今最新の教育について様々なセミナーが行われていました。
今年で29回目になるそうです
2ndGIGAスクール構想を控えるICT教育、STEAM教育、特別支援教育 などたくさんのセミナーが用意されていました。
一保護者では知りえない情報もたくさんありまして。。
少しでもお伝え出来たらなぁ と思いました。
今回は川西市教育委員会の発表があるということで参加させていただきました。
先日常任理事会で電子黒板などについてご教示いただいた、橋本先生と北陵小学校の須山先生のご登壇でした。
保護者の皆さんは タブレットの活用って?? 子どもたちはどう使ってるの? と思ったことはありませんか?
このセミナーで北陵小学校3年生の事例を聞くことができました。
まずは社会。
3年生以上のお子様がいらっしゃる保護者のかたは わたしたちの川西 という副読本で 川西市 について学ぶことを
知っていらっしゃる方もいるかと思います。
(今はタブレットにデジタル副読本として入っているそうです)
川西市は縦に長い市で、北部と南部では様子が違います。
北陵小学校は北部に位置する小学校のため、南部の様子はわからない。。
このブログを書いている担当は南部に在住しているのですが大人でも北部の様子はなかなかわからないです。
子ども達の実態として
*普段の買い物は猪名川町のスーパーや伊丹の大型ショッピングモールが多い
*川西市にJRの液があることを知らない児童が多い
← 南部の子ども達はJRを利用することも多いのでこの違いは双方びっくりなのでは?と思いました。
*実際に南部の方を見ても実態がつかめない
ここでICT器機の活躍です。
中央に位置する学校、南部に位置する学校と3校をオンラインでつなぎ発表をする取り組みをされていました。
これはとてもいい取り組みだなあ。。。
実現するまでは大変だっただろうなと思いますが、オンライン上でも他校とやり取りができることで
各地域の違いがよくわかっただろうなと思いました。
ぜひ他校も実施してほしいなあ・・
その他の授業でも様々な取り組みが行われています。
理科では実際に校庭に行きタブレットで写真撮影、まとめることができた
体育ではマット運動について実際に自分がやっているところを動画で撮影し改善点を見つける
算数では割り算について視覚的に説明でき、電子黒板上でお友達の解き方を見て比較し考えることができた
先生方もいろいろ工夫していただき活用されているのだなあと思いました。
ありがたいですね。
川西市の発表のほかにも桑名市や堺市、兵庫教育大学付属小学校の事例も聞かせていただきました。
各市の規模や教職員の人数、お金 で進め方や研修の仕方も違っていますがどこの教育現場も子ども達の学びのため
試行錯誤をされているのだなあと思いました。
兵庫教育大学付属小学校についてはおそらく5年ぐらい進んだSTEAM教育をされていて
全く異次元でした。
教育大学の研究にもなっているのだろうと思いました。
小学校3年生で大人も出来なさそうな プログラミングやロボットつくりなど グループで話し合いしながら
子ども達中心に作っていました。(話し合っている内容がIT会社のようでした)
(3Dプリンターでロボットの外側作っていてちょっとびっくりでした)
ヒト、モノ、カネ が充実すると子どもたちの可能性は飛躍的に伸び続けるのだなあと思った発表でした。
発表・セミナー以外にも各会社の宣伝ブースがたくさんあって、先生向けのタブレット活用のアプリだとか
デジタル教科書の紹介だとか。。。
その中でもいいなと思ったのが こころとからだの健康観察システム。
子ども達がタブレットで今日の様子(カラダの事やココロのこと)をアイコンでいれることにより
先生が子どもの状態を把握できるシステムで、相談したいことがあればタップすると先生に伝わります。
これがいいなと思ったのは 担任の先生 じゃない先生(例えば前年の担任の先生や保健室の先生)も選べるところです。
文科省の 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)の取り組みを支援していて
「一人1台端末を利用した 健康観察・教育相談システム一覧」に」掲載されているそうです。
不登校支援にもつながるGIGA端末活用、川西市の今後も楽しみです。