9月12日、第2回の常任理事会では今進みつつある 中学校部活動の地域移行(社会移行) について教育委員会より説明をしていただきました。
9月の時点で69団体が認可され、少しずつ移行が進んでいます。
令和8年度には部活動が終了し、地域クラブに移行します。
今の小学校5年生の子どもが中学校に上がった年から部活動は地域クラブでの活動になり
今年中学校に上がった子どもたちは来年2年生で部活動が終わるため3年生での引退試合などがどうなるのか不安ですよね。
筆者の子どもも今年中学校1年生なのでどうなるのか注目しています。
確約はできないものの、各部活ごとに引退試合等に関しては考えていただけるのではないかということでした。
(確実ではありませんのでご了承ください!)
そもそもなぜ部活動が地域移行なのか
もちろんよく言われている 教員の負担。
土日も返上で試合に付き添って指導してくださる先生には頭が下がります。
ありがたいことですが、やっぱり先生にも家庭がありますし休日も必要です。
経験のないスポーツの顧問を担当しなければいけないというのも。。。
先生の負担以外にも 子どもの減少 という理由もあります。
部活はあるけれど競技人数に足りないため練習ができなかったり、廃部寸前だったり。。。
生徒の数が減れば必然的に配置される教員の数も減ります。
生徒の興味も多様化し校内ではできない活動や生徒の中での温度差(ゆるく活動したい子どもとしっかり活動したい子どもの差)
このように部活動を取り巻く環境も昔とは変わってきています。
部活動と地域クラブの比較
部活動のメリット
*先生が始動する安心感
*放課後に自校で活動できる
*学校施設を無償で使用できる
*部費も安価
部活動のデメリット
*約半数の顧問が未経験
*生徒減で存続の危機
*顧問により指導方針が変わる
*指導者が会議などで不在になるときがある
地域クラブのメリット
*様々な選択肢がある
*経験豊富な指導者が指導してくれる
*常に大人が監督してくれる
*複数種目の掛け持ち可能
地域クラブのデメリット
*活動日が限定される
*開始時間が遅くなる
*学校教育との関連性がなくなる
*指導料の徴収
今現在の地域クラブ登録状況や説明会
川西市のHPには随時情報がUPされています。
ご確認ください
いろんな課題はあるかと思いますが、子ども達がのびのびと活動できるように私たち保護者にできることも考えていきたいですね。